エディター、釣りレポーター、怪しい探検隊隊員などをやっています。
海産無脊椎動物の深遠なる世界@『つり丸』出ました
つり丸060815

「雑魚釣り隊」の掲載号が1日に発売。
相変わらず飛ばしてます。メチャおもろいです。
今回のタイトルは「湘南チンポコ騒動」。
こんなんでいいのか!?と思うけど、
雑誌でこれをやってしまうシーナさんって……やっぱりすごい(^_^;)

「海仁が他の仕事があって欠場」と本文にあるとおり、
ぼくはJIBTの取材で参加できず。
でも、なぜか「騒動」の写真が手元にあるんだな。

誌面にはモノクロの写真しかなくて、
あまりよくわからなかったから、
解説付きでカラー版を公開しちゃいましょう。

ただし、ここから先は『つり丸』を読んでないと
わけがわからないし、けっこうキワドイので、
理解のある人だけにしてください。
いいですか! くれぐれも理解ある人だけですよ!
まずは兄弟ドレイの(弟)童夢くんが釣った「珍歩個みたいなの」から。

ナガムシ太陽

おそらくこれはユムシかナガムシの一種。
その理由は下にだらりと延びた細長い部分。
これは吻(ふん)といって、口に相当する器官のはず。

日本でも食べる地域があるけれど、
ユムシは韓国では高級食材で、その名を「ケブル」という。
意味は「犬のチンポコ」。このへんのセンスはどこも一緒みたい(T_T)
詳しくはシーナさんの『からいはうまい』をお読みください。
釣り好きの人はご存じですね。えさ屋で売ってます。

続いて「湘南毛鱈毛珍歩個」。リクエストにお応えして(爆)
背側と腹側の2種類をご用意いたしました。


ウミケムシ背

ウミケムシ腹

これは明らかにウミケムシです。環形動物で、ゴカイとかの仲間。
釣り人は兄弟ドレイ(兄)の太陽くん。
毒があって刺されると激痛がはしる注意すべき生きものです。
(と図鑑に書いてあった。刺されたことはありません)。

実は、ウミケムシには余談があって、
これを釣ったとき、ヒロシさんは男性ではなく、
女性のほうの名称を大声で叫んでいたとの噂……。バカだねぇ。


最後に名嘉元さんが釣った「湘南海綿素盆本藻時鉾珍亀」。
どう読むかは記事をご覧ください。

すっぽんもどき

海綿とあるけれど、おそらくゴカイ類の棲管が石にくっついていただけ。
中身を見ないとわからないものの、棲管らしきものが右下に見えている。
フクロイソメとかパイプとか、釣りえさでおなじみのやつだ。

ついでに言っておくと、海綿は神経系のない唯一の動物。
つまり、最も原始的な多細胞生物ってこと。
ちなみに脳の原型はユムシなどの口の周りに張り巡らされた「神経環」。
「脳の原点は食にあり」ってわけだ。
こういうことがわかるから無脊椎動物は面白い。
ウニとかヒトデとかホヤは人間の遠い祖先だしね。

さて、無脊椎動物の深遠なる世界、いかがでしたでしょうか。
もう勘弁? わかるかな……わかんねぇだろうなぁ……。

(写真提供:雑魚釣り隊ヒロシ隊員)

コメント
この記事へのコメント
追記
タオルを被せた西澤さんの写真もあったのですが、さすがにそれはやめときました。
2006/07/31(月) 21:00:35 | URL | かいじん #-[ 編集]
さすが!!
今回の探検隊ではこんな感じで
奇妙なものが釣れてたみたいです^^;
残念ながら僕は見てませんけど…

キャンプでも「かいじんさんなら
わかるのに…」って話してました。

そのとおりでした(笑)
2006/08/02(水) 22:52:16 | URL | あまの #-[ 編集]
コメあり
大活躍の場を逃しました(笑)。
あとで椎名さんからも聞かれなかったので、ブログで解説してみました。
けど、椎名さんの命名のほうが面白いな。やっぱ。
2006/08/02(水) 23:13:10 | URL | かいじん #-[ 編集]
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