エディター、ライター、怪しい雑魚釣り隊隊員などをやっている齋藤海仁(さいとうかいじん)のブログです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
賢者は海? 聖者は山?
釣り人には「なんでもかんでも」という
ぼくみたいな雑食性の人は意外に少なくて、
それぞれに好きな釣りがある程度決まっているもの。
なかでも、大きな国境は海と山だろう。

あやしい探検隊の林さんがいい例だ。
海辺でずっとキャンプをしているのに、
林さんは決して竿を握らない。
包丁を握りっぱなしで大変という事情もあるにはあるけれど、
(いつもスミマセン……)
本人がおっしゃるとおり、海釣りに興味がないんですね。

「賢者は海を愛し、聖者は山を愛す」と言った釣り好きの作家もいるように、
海派と山(川)派を比べてみると面白い。
いろんな比較ができるけど、
ここでは、特にメディアの嗜好に限って比べてみると……。

するとですね、実にはっきりしてるんです。

まず、読書。山派はたいてい本好きなのに対して、
海派はほとんど読みません。
これは原稿を依頼したときにも痛感する。
渓流の人はしっかり書いてくるのに、
海の人は全然書けない。というより、まったくなってない人が多い……(^_^;)。
なぜか。本を読まないからです。
もちろん、マニュアルとか実用書は除きますよ。
海釣りオンリーという人で、いわゆる読書家に会ったことがありません。

じゃあ、テレビはどうか。
興味深いことに、こちらは圧倒的に海に軍配が上がる。
業界の人から何度も聞いたけど、
山とか川の釣りの番組って、視聴率を取りにくいんだって。

カジキ

イワナ

豪快な海釣りに対して、静謐な渓流釣り。動と静、明と暗。それにしても、マスはフォトジェニックな魚だよなぁ。グラフィックデザイナーにフライ好きが多いのも、ごもっとも。デザイン事務所で石を投げればフライフィッシャーに当たります(笑)



そういえば、芸能人がカジキやマグロ釣りにチャレンジする
番組とかはたまにあるけど、
(去年は大間のマグロ釣りの番組が異常なまでに多かった……)
渓流釣りに挑戦!とかって聞いたことがない。
ビジュアル系のフライフィッシングでさえ滅多にありません。

かような事情から察するに、
海釣りでは開放感、山釣りでは孤独や物語が求められているのでは
と、ぼくなりに分析してます。

静かな小坪沖

乗鞍高原

海と山では景色の違いも大きい。変化という意味では、山のほうがダンゼン上。展開が豊かってことでしょう。


来週からまた取材が続きます。
月曜から釧路、そのあとは雑魚釣り隊とお祭り取材。
さに星空観察etc……。
しばらく間が空くかもしれませんが、留守中もよろしくお願いします。
スポンサーサイト
釣りに五徳あり@片山ルアー
ルアーというと、最近は魚の形を思い浮かべる人が多いようだけど
カジキやマグロ、カツオを釣るトローリング用のルアーは
それとはまったく違うシロモノ。
砲弾型のヘッドに、吹き流しのようなスカートをつけただけの
とてもシンプルな姿をしている。

手作りカジキルアーのさきがけである片山昭さんにお会いした。
片山さんとは、ぼくが釣り雑誌の編集長だったときからの縁。
今回は『フィッシングカフェ』の取材である。

片山ルアーの一番の特徴は、何と言っても、
貝や牛の角といった天然素材のよさを最大限に引き出すところ。
その美しさは、もはや芸術の域に達している。

片山ルアー


「魚は自然が作り出した芸術品。その魚を模しているわけだから、
ルアーも芸術品でなければならない」と片山さん。
また「決して人マネはしない」「常に新しいものを作り続ける」とも。

「釣りに五徳あり」という古い格言がある。
釣りには健、忍、寛、尚、楽、
五つの効用があるという意味だ。

片山さんの場合は「尚」、つまり、高尚の徳だろう。
最初は魚を釣りたくてルアーを作っていたものの、
そのうちにルアー作りそのものが面白くなって、
今は「ルアーを作るために生まれてきた」とまで思えるという。

最近は「楽」ばかり強調されるきらいがあるけれど、
本来、釣りの魅力はもっと多様なはず。
釣りは文化。五徳とは言わないまでも、
いろんな面白さ、豊かさを伝えていきたい、とぼくも常々考えています。

今回は釣りの魅力もいろいろ、というお話しでした。


片山ルアー貝

ルアーの素材。メキシコアワビ、茶蝶貝、白蝶貝、黒蝶貝など。

片山ルアー素材

貝を削り出すとこんなふうに輝く。1枚の貝のうち、使える場所はごくわずか。しかも、表面を見ただけではわからない。まさに目利きだけがなせる熟練の技だ。

片山ルアーの美しさは、ぜひ6月上旬発売の
『フィッシングカフェ』でご覧ください。
だから船は面白い(『フィッシングカフェ』№22)
フィッシングカフェ22

今号の特集は「釣り文化をささえ歩む「釣り船」の航跡」。
そのなかで「近代遊漁船の変遷を探る」という記事を書いています。

記事でも触れたように、
船という乗り物は、幅を広くすれば、
荷物を積めて安定するものの、スピードは落ちる。
また、船底を深くしても、荷物はたくさん積めるけれど
傾きを抑えるバラスト(重り)が必要になる。

これは排水型の特徴で、
モーターボートのような滑走型となると話はまた別。
滑走させるには、幅が広くてフラットな船底が有利でも、
そうなると波切りが悪く、シケには弱い等々--。

で、いったいオマエは何が言いたいのかって?(笑)

いや、すいません。ケムに巻くつもりは毛頭ないんです。
ぼくが言いたいのは、カタい地面を4つのタイヤで走る自動車と違って、
船の設計は自由度が高く、おかげで、それぞれが個性的ということ。

だから船は面白い。つまりはそういうことであります(*^_^*)
怪しい雑魚釣り隊、若洲へ
先週末は雑魚釣り隊のキャンプだった。
場所は東京湾奥の若洲。
ボートで何度も沖を走った場所だけど
若洲にキャンプ場があるなんて知らなかったなあ。
驚いたのは、けっこう人が多かったこと。
あんなとこで、って言っちゃ身もフタもないけれど、
キャンプする人、いるもんですねえ。

さて、雑魚釣り隊の主役といえば、西澤さん。
今回は近場ということもあり、ちゃんと来てくれました。
誌面をご覧になったことのない方のために
特別大きな写真を掲載しちゃいましょう。

西澤さん2

……ね、強烈でしょう。
(本人の名誉のために言っときますが、表情はもちろんポーズです)。
でも、この格好と段ボールを体に巻いているのはマジ。
ネタじゃありません。
なぜかって? そんなこと言われてもねえ……。

若洲の釣果

でもって、これが今回の釣果。
大漁です。どうしてこんなに釣れたかはナイショ。
5月1日発売号の『つり丸』をご覧ください。
西澤さんが嵐を呼んだから、とだけ言っておきましょう(笑)。

しかし、こんなに「本命」ばかり釣っちゃって
堕落したもんですね、雑魚釣り隊も。

それにしても、東京湾湾奥のメバルとカサゴ、
煮付けにして食べたら、ホントにうまかったなあ。
とても豊かな東京湾であります。

アオイソメ

これはエサのアオイソメ。こんなのアップで載せてスミマセン……。
(決して写真をクリックしないでください)。

ホットサンド

えー、雑魚釣り隊の日曜の朝食は、毎回決まって西川屋のホットンサンド。
西川の兄ィが焼いてくれます。
中身はキュウリ、レタス、トマト、チーズ等々。
うまいんだな、これが。

若洲ネコ

これは若洲ネコ。キャンプ場にいっぱいいました。
キャンプ場でエサをたくさんもらうのか、
しっかり富栄養化してました。
まったく人を恐れず、テントに勝手に入って来たりします。
サクラサク
桜とカルガモ

釣りの翌日は桜が満開。近所へ花見に行った。
これ↑はカルガモ。

コガモ

まだコガモがいたのにちょっとびっくり。もう暖かいのにね。

それにしても、お約束の三面護岸じゃ
風情もへったくれもあったもんじゃない、と思うのはぼくだけ?

ルリタテハ

こちらはルリタテハ。桜の花に誘われるのは
人間だけではないようです。
春のお手軽五目釣り from 小坪マリーナ
『ボート倶楽部』に連載中の「レンタルボート釣査隊」の取材に行ってきた。
今回の出艇場所は逗子の小坪マリーナ。
その名の通り、小坪は逗子と鎌倉の間にある小さな港町で、
湘南の海辺とはいえ、134号線が迂回してるから
ミーハーな雰囲気のない落ち着いたエリアです。

今回も頼もしいロコアングラー(ガイドのことですね)を迎えて、
手軽な五目釣りをとことん楽しもうとしたんだけど、
出港したとたんに吹き始めた西風のせいで、すぐに店じまい。

荒れる小坪沖

春はこれだから難しい。魚も端境期だし。

小坪沖の釣果1

それでも、釣果はご覧のとおりの入れ食いだった。
けっこうリリースしたんだよ。
風さえ吹かなければねぇ……。

で、写真が足りないってことで、
翌々日に再チャレンジ(翌日はもっとシケてた(^_^;))。
魚は相変わらずよく釣れたうえに、さすが湘南。
江ノ島+富士山=まさに絵に描いたような絶景で、気分は最高。

早朝の小坪沖

ポイント選びも釣り方も比較的簡単だし、
小坪マリーナ、手軽な五目釣にはおすすめですよ。
詳しくは5月5日前後に発売の『ボート倶楽部』をご覧ください。

小坪沖の釣果2

釣れるよ、小坪。

小坪マリーナは、ボートダイビングの基地にもなっていて、
すぐ沖に潜ると、メーター級のマダイやヒラメがたくさん泳いでいるらしい。
「でも、そういう魚は釣れませんよ」とはマリーナのスタッフの弁。
じゃあ、今度釣ってやろうじゃないの、と思ったけど、
そんなことしたらダイバーの顰蹙を買うんだろうな。
我こそは、と思う人は挑戦してみたら?

あ、ヤマハのレンタルボートの名称が
「マリンクラブ シースタイル」になるため、
連載のタイトルも次号から変わるみたいです。
連載そのものは無事改革を乗り切って継続が決定。
ああ、よかった。けど、シースタイルのゲートウェイから
「出動!レンタルボート釣査隊」の入口が消えちゃったよ。
連載タイトルが決まったら復活するんだろうか……。

と思ったら、ちゃんとありました。
「システム」とか「クラブ艇」とか「海遊びプラン」とか、
「シースタイル」ゲートウェイのバナーをクリックすると左側に出てきます。
やれやれ。
『つり丸』出ました
つり丸060415

過去最高の釣果を記録した
怪しい雑魚釣り隊、八丈島遠征の掲載号がついに発売!
はたして竿を折った人物は……? 
ぜひとも誌面でご確認ください♪
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。