エディター、ライター、怪しい雑魚釣り隊隊員などをやっている齋藤海仁(さいとうかいじん)のブログです。
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杉浦日向子さんのこと@『ユリイカ』臨時増刊号
ユリイカ杉浦日向子

杉浦日向子さんとは
「ソ連(ソバ好き連)」のメンバーとして
ちょくちょくご一緒させてもらってました。

日向子さんの深い魅力は、
とてもこんなところで
さらりと書けるようなものではない。
だから、この『ユリイカ』が出たんでしょう。
数々の素晴らしい作品に加えて、ぜひ読んでほしい一冊です。

日向子さんといえば、
強烈な思い出がひとつある。
[杉浦日向子さんのこと@『ユリイカ』臨時増刊号]の続きを読む
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中村征夫さんに会ってきました。“その2”@『Fishing Café』
このタイトルで“その2”かよ、
と突っ込まれそうですが……。

前に同じタイトルの記事を書いたのは06年2月
このときのテーマは写真だった。
一方、今度は釣りについてのインタビューだ。

「釣りの話なので、どこかで竿でも出しながら……」
そう提案すると、中村さんは即バイト! 

「いいですねぇ。どんな釣りでもいいんですか?
じゃあ、マブナがいいな。ぼくはフナ釣りが大好きなんですよ」
と“海中2万7000時間の男”としては意外なお答えだった。
それは中村さんが秋田県の山里で育ったからだという。

そんな中村さんが日本を代表する水中写真家になり、
世界の海を撮り、そして釣りをしてきたお話は
次号の『Fishing Café』をお読みいただくとして
ここではロケ中のエピソードをひとつ。

多摩川のほとりで首尾よくマブナを釣った中村さんは
帰り際、岸辺にエサをもらおうと集まる鯉の群れを発見。

すると、じわりじわりとにじり寄って、
メッセンジャーバッグの中からカメラを取り出し、
おもむろにシャッターを切り始めた。

中村征夫さん1

最初は冷やかしという感じもあったけれど、
鯉が逃げないことがわかると、次第に熱がこもってくる。

中村征夫さん2

やがて鯉の顔をしっかり捉えるべく
あの手この手を繰り出して
結局、納得いくまで撮影をされていました。

中村征夫さん3

その様子のなんとも楽しそうなこと。そういえば、
釣りの間もギンヤンマを見つけては子どもみたいにはしゃいでいたし、
今回は中村征夫さんの仕事の本質を垣間見た気がしました。

そんな中村征夫さんの写真が大好きです。
でんじろう先生に会ってきました
1ヶ月以上もほったらかしにしてどうもすみません。
忙しいのもあったんだけど、
実はこの前からパソコンの調子が悪くて
結局、買い替えました。
VistaにするかXPにするかとか
いろいろ悩んだ末にXPモデルを購入。
そんなこんなで久々の更新であります。

でもって、米村でんじろう先生に会ってきた。
サイエンスショーでおなじみですね。

取材のテーマは自然エネルギーだったけど
インタビュー中に大発見!
なななんと、でんじろう先生はボートアングラーだったのだ。
「リトルボートの田原さん」とか
超カルトな話題で盛り上がりまくり。
本題の取材よりも釣りの話のほうが長かったくらい。
釣りは釣りでも、ボートフィッシングはマイナーな世界。
いやはや世の中には同好の士がいるもんですなあ。

写真は……ちゃんと撮ったのに
パソコン引っ越し中に消しちゃったみたい(――;)
データの移行やら設定やら
パソコンの引っ越しはめちゃくちゃ大変だ。
はっきり言ってもう二度とやりなくない。
けど、これがないとブログもできないしなあ。

というわけで、これからまたちょくちょく更新しますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。

追記:写真、何とか見つけました。でも、携帯のだけ……。

米村でんじろう
キテマス、キテマス

日本にまだ山の暮らしがあったころ@福島立實
たまにはマジメな話をおひとつ……。
いま発売中の『Fishing Café』25号。

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その特集「釣りと宿」の「釣り名人の宿」編のため、
乗鞍高原にある「ペンション・チムニー」の福島立實さんを取材した。

福島立實

福島さんは今や絶滅寸前である安曇村のイワナ漁師の末裔で
知る人ぞ知るテンカラ釣りの名人である。
テンカラ釣りとは、日本の伝統的な毛バリ釣りのこと。

津留崎健撮影風景

撮影は釣り界の巨匠、津留崎健さん。釣りの写真で右に出る人はいない。これは津留崎さんの取材姿を写した貴重な1枚? 取材時期は禁漁間近の9月末でした。

福島さんとは『考える人』(新潮社)の連載
「乗鞍囲炉裏話」が縁で知り合った。
釣りについてももちろんだけど、
名人の話は何から何まで面白い。
福島さんはついこの前まで日本にあった
〈山の暮らし〉という生活文化の生き証人。
実体験に根ざした山の知恵は
人間が生きるということの原点を教えてくれる。

福島さんの深い話は
ブログなんかじゃとうてい紹介しきれない。
なので、印象に残った話をひとつだけ。
[日本にまだ山の暮らしがあったころ@福島立實]の続きを読む
星元紀先生のこと
ぼくの大学院時代の恩師である
星元紀先生が慶応大学を3月末に退官される。
その退官記念パーティに行ってきた。
そう、例の「ウニ、ホヤ、ヒトデ」の先生であります。

星元紀先生
星元紀(ほしもとのり)先生。最近はプラナリアもやってます。

ぼくが東工大の星研究室を志望したのは
研究テーマに加えて、星先生ご自身にも魅力を感じたからだった。
大学院を受験しようと、研究室めぐりをしていたときに
一番エラいと思ったのが星先生。
なかでも「朝から晩まで研究やってるんだから、
大学院生には給料を払うべきだよ」
というひと言には感激した(笑)。

これってぼくが欲張りなだけ?
でも、当事者にとって、授業料や生活費など、
進学費用は深刻な問題です。
博士課程も入れて5年も行ったら膨大なお金がかかる。
入学金が30万円で、年間の授業料が50万円くらいだったかな?
加えて生活費が数100万円でしょう。
安く見積もっても、年間300万。

その間、働いていれば給料がもられるわけで、
差し引きを考えたら相当な額に。
年間300万円稼ぐとしたら、5年で3000万円の差!
海外の事情をみると、もうちょっと考えてもいい気がするね。

話がそれたので、元に戻りましょう。

パーティでは「星語録」なる数々の名言が紹介された。
そのなかで印象深かったのが
「人生って、そんなにいいものじゃないけど、悪いものでもないよ」。

どういう意味かというと、たとえば科研費が打ち切りになって、
研究室を運営するお金が続かない。そんな窮地に陥っても、
なぜか思いがけないところから補助金が舞い込んだりして
誰かが救いの手を差し伸べてくれる。
人生って、そんなにうまくいくことばかりじゃないけど、
捨てたものでもない、ってことらしい。

ホントにそうだよなあ。
もうヤバイ、ってときになると、不思議とナニカが起きる。
ぼくもフリーになってから、つくづくそんなふうに感じています。
その”不思議さ”ゆえに、表立って語られることは少ないけれど、
大なり小なり誰でも似たような経験があるんじゃないかな?
どうですか、みなさん?

3月末に定年をお迎えになる先生ですが、
見た目も体力も40代と言ってもおかしくないくらい若い。
その圧倒的なパワーは驚くほど。
4月からの予定を聞いたら、やはり引く手あまただそうで、
お洒落で、寛容で、博学の星先生は
きっとますますご活躍されることでしょう。


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